プライド?プライド!

高樹マリアさんが出演したという月9ドラマ「プライド」をレンタルして拝見しました。
といってもマリアさんを見ることが目的でしたので、内容は早送りで飛ばしまくりました(酷っ)
確かに「ムコ入り刑事」に負けず劣らぬワンシーンのみのわずかな出演でした。
でも子供の優しいお母さんって感じでしたね^^
ここで思ったのはこの「プライド」も「ムコ入り刑事」も、マリアさんを一躍有名にして女優転向のきっかけとなった「特命係長 只野仁」から日の浅い段階での出演だということです。
只野のときはいわゆるお客様で、マスコミなどをにぎわせたわけです。
そして「あなたの隣に誰かいる」も只野での人気に肖っての特別扱いみたいなものでした。
しかし「プライド」と「ムコ入り刑事」は特別扱い抜きで、おそらく無名の新人としてのイチからの出直しだったんだと思います。
確かに只野での人気を利用して、過去のステータスそのままで女優としてやっていくことは簡単なのかもしれませんが、それでは単なる客寄せパンダですし、一発屋みたいなものになってしまい長く持たなかったと思います。
そして良くてもそっち専門のイロモノ女優になってしまったでしょう。
只野当時、マリアさんが芝居の仕事に興味を持ち始めた発言をして、「女優になって」「いや調子に乗りすぎ、行かない方がいい」といった議論がちょっとばかり展開されてました。
僕は確かに肯定派でしたが、たぶん当時の自分を振り返って、もし「プライド」「ムコ入り」みたいな地味な下積みとかをしないで過去のステータスで「濡れ手に粟」で女優として活動をしていたら、今頃僕はマリアさんをこんなに好きになってなかったかもしれません。
あの時僕もファンになってましたが、どこかで気持ちが離れていたかもしれません。
下積みはマリアさんの女優としてやっていく強い決意の表れだったと思いますし、これがあったから今のマリアさんがあるのだと思います。