間を置きすぎましたが

高樹マリアさん出演舞台「SAKURA」鑑賞の続きです。
舞台と客席の近さはもう何度も聞いていると思いますが、本当に近いです。
とにかく「こんなに近くていいのかな?」と思うぐらいです。
物語は幕末の京都で海援隊入隊を夢見る男と、新撰組入隊を夢見る男が出会うというものです。
マリアさん新撰組入隊志願者の盛岡真蔵の妻、春を演じました。
舞台は真蔵と海援隊入隊志願者の高知寅之助が酒場で出会うところからスタート。
舞台が始まったら即その場で役になりきって客の目の前で演じなければいけない役者の方々、大変ですね。
場面が変わり盛岡邸に、そこで聞きなれた声が・・・・マリアさん登場です。
これは・・・実際に行ってみて初めて味わう感激ですね。
いつもマリアさんマリアさん言い続けて、ブラウン管やスクリーンを通して見かけていたマリアさんが、すぐ目の前に実際に存在している。
言葉で言い表すのは難しいというより無理なのですが、「生マリアさん」とは言ったものですね。
マリアさん演じる春は激しく動き回る役どころではないのですが、不器用な夫・真蔵をおしとやかだけど気丈に支える妻を熱演していました。
最後は春の「つぼみのままで・・・。」という願いも虚しく悲しい結末で終わりました。
日向の大舞台・新橋演舞場の裏の日陰の小舞台、なんて思ってはいけません。
客席と舞台が近くて、役者が身近に感じて、まさに舞台の醍醐味を味わった気分です。
ホント、舞台に大小なんて関係ありませんね(この言葉、観に行く前は口だけ先行だった感がありましたが、今ははっきりと、そう実感しています)。
終了後のことを書こうと思ったのですが、後どのぐらい書くのか分からない上に(笑)、風邪を引いて辛い状態なのでこの辺で・・・・。